来年から福岡ソフトバンクホークスに入団が決まっている本校野球部出身の野村勇氏が21日母校を訪れ、生徒と教職員合わせて約500人の前で野球に打ち込んできた思いや今後の抱負について語ってくれました。
中でも印象的だったのは、体格的には小柄で、高校時代に実績が残せていなかったのに、なぜプロ野球選手になれたのかという話です。
拓殖大学入学時、同級生には甲子園出場者も多数いる中でBチームからスタートし、自分を信じてあきらめずに努力を重ねてきた結果、数少ないチャンスをものにして4年生の時にはレギュラーを掴むことができた。そして、社会人野球の強豪NTT西日本に就職してからも、1つの送球、1つの走塁にも手を抜かずにプレーをする姿がプロのスカウトの目にとまったのだそうです。
今回、貴重な話を聞いた在校生には、自身の目標に向かってこつこつと努力を続けることの大切さや、基本に忠実にやり抜く姿勢が評価を得ることにつながるのだということを忘れずに、今後の生活に生かしていってほしいと思います。
今日は大変有意義な時間を過ごすことができました。野村選手にはプロ野球の世界で大きく羽ばたくことを祈念しています。
なお、講演の前には、さぬき市の大山茂樹市長を表敬訪問しました。
※大山市長との記念撮影時のみ、マスクを外しました。
(文責:普通科教員)