2年団より

学校が再開し、1カ月が過ぎました。2年生は元気な様子で学習、部活動など頑張っています。

2年生 学年集会の様子

新しい生活習慣を意識して、マスク着用を徹底しています。

暑くなってきたので、学校でもエアコンが稼働していますが、 換気には細心の注意を払っています。

部活動も3カ月ぶりの再開となりました。元気一杯に活動しています。

(文責:普通科教員)

 

はるかのひまわり(ボランティア部)

6月19日(金)に、ボランティア部で「はるかのひまわり」を種まきしました。

この「はるかのひまわり」は、「加藤はるか」ちゃんの名前がつけられたひまわりです。

平成7年1月17日に起こった阪神淡路大震災のことです。神戸に住んでいたはるかちゃんは、この大きな地震で崩れてしまった家の瓦礫の下敷きになってしまいました。地震の7時間後に発見されましたが、はるかちゃんの命は助かりませんでした。

それから半年後、はるかちゃんの家のあった空き地の、はるかちゃんの遺体を発見した場所に、無数のひまわりの花が、力強く、太陽に向かって咲いていました。

はるかちゃんのお母さんはひまわりを見て、「娘がひまわりになって帰ってきた」と涙しました。そして、このひまわりを近所の人々は「はるかのひまわり」と名づけたのです。

はるかちゃんを助け出せなかった悔しい思い、また、このような出来事を決して忘れないために、この「はるかのひまわり」を全国に普及させる活動が「はるかのひまわり絆プロジェクト」として発展し、今全国へ広がっています。

その貴重な種を寒川高校にも分けていただきました。大切に育て、大きく成長していく様子を見ながら、まるかちゃんへの思いを共有し、私たちにできることを考える機会にしたいと思います。そして、寒川高校でのたくさんの思い出の詰まった種をまた、次の地域へ手渡すことのできるよう、絆のバトンを繋いでいきたいと思います。

「はるかのひまわり」の成長記録を、随時更新していきます。