いろんな想いを胸に秘めて歩む看護の道。人の命と心が関わっています。 そう、きっと大切なものがそこにある…。本校の看護科がその第一歩です。
専門的な一貫教育で5年で看護師へ
看護の知識・技術・精神を身につけて、5年後の看護師国家試験に合格する。本校の看護科はさぬき・東かがわエリア唯一の科で、これから必要とされる看護の知識や技術を身につけ、高齢社会に対応できる有能な看護師を育成しています。入学してから5年間の一貫教育を行うことにより、より確実に、短期間で看護師の資格取得ができるようになりました。具体的には看護専攻科に入学するための試験が無くなり、「看護師」への学習に重点が置かれています。さらに5年間、余裕を持って高等学校の学習、看護教育のカリキュラムを組むことができ、看護師になるための一層充実した環境を整えています。看護師国家試験では全国平均を上回る合格率97.2%を達成しました。(平成24年度)
今、看護師が必要とされている場面は多方面にわたります。需要は平成27年には約150万1千人に増加するとの見込みですが、将来的にも供給がまだまだ不足するとの報告があります。また、病院での診療報酬制度の改革も相まって、看護師の求人は非常に多くなっています。本校でも平成24年度中の求人病院数は222と、じつに求人倍率は約55となっています。活躍している就職先は、国立大学・大学病院・老健施設等多岐にわたります。
看護科・看護専攻科
実習室で看護の基礎をしっかり身につけます。看護科では各学年において、まず校内実習を行い看護のスキルを身につけます。柔軟な発想と心を持ち、感受性豊かな早い時期から専門教育を受けることで、生命の尊さを肌で感じ取り、大切にしていく看護の心を育んでいきます。
看護科教員のきめ細やかな指導と、すぐれた実習設備が皆さんの基礎づくりをしっかりサポートします。
実際の病院などで貴重な体験・経験をつみます。
校内実習の後、病院等の施設で臨地実習をします。その目標は「看護に関する各科目において、習得した知識と技術を臨床の場で活用し実践する経験を通して、看護観を育み、問題解決の能力を養うこと。また、チーム医療に携わる様々な職種の役割及び保健医療福祉との連携・協働について理解し、臨床看護を行うために必要な能力と態度を育てる。」ことです。教師サポートの中、生徒は現場で貴重な経験を積むことができます。
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「学ぶ」ための環境づくり
看護の方法や人体の仕組みなど基礎的な医学知識を身につけます。看護に携わるものとしての心構え「患者さんの気持ちによりそう」ことを学びます。
学校内にある実習施設で、まず看護の基礎を学びます。様々な実習を行い、知識や技術、看護に対する心構えを養います。その後、実際に県内の病院や保育所などで、実習を行います。 5年一貫教育により、チャートの通り最短期間で看護師国家試験受験資格を得ることができます。これは、看護短大、看護大学、看護師学校と比べて1〜2年早くなります。 看護科では一般教科の授業もしっかりと行っています。また吹奏楽部、書道部、柔道部など、様々な部活動も活躍している生徒がたくさんいます。 2年生になると戴帽式があります。一人ひとりがナースキャップを受け、責任の重さに自覚し、ここから気持ちを新たにして看護の道を進みます。
- A.ベッドメイキング
- 患者さんに安全で安心な良い療養環境を提供するために、ベッドメイキングを学びます。
- B.バイタルサイン測定
- 正確なバイタルサイン(体温・脈拍・呼吸・血圧・意識状態)を把握します。
- C.小児看護実習(観察・保育器)
- 1(観察)赤ちゃんを抱いて、しっかりと観察します。
2(保育器)保育器内の赤ちゃんの様子をよく観察し、細かなチェックを行います。 - D.清潔操作の実習
- 無菌的にガーゼを渡す練習など、医療器具の取扱いを慎重に行っています。
- E.車いすでの移送の実習
- 車いすの特性をよく理解し、患者さんの安全ない移送を心がけています。
- F.看護研究発表会
- 専攻科では、毎年グループ研究や症例研究に取り組み、臨床指導者さんをお招きし、発表の講評を頂きます。
- G.臨地実習での経験
- 実際に県内の病院や保育所などで、実習を行います。患者さんや園児たちの中で貴重な経験を積み、現場で「患者さんの気持ちに、よりそって」行動することを学びます。
- 外部講師による専門科目授業
- 医師、薬剤師、臨床心理士、社会福祉士、臨床検査技師など、多くの外部講師による授業を行っております。より生きた専門知識を学び、看護師資格取得に向け総合的な学習をします。
最近の主な就職先 |
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PDF版 2019年度 学校案内パンフレットはこちら(PDF形式:44.4MB)